ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
ahsoul
ahsoul
2018年一杯で定年退職。1年間ブラブラと過ごし、さてそろそろ再就職を考えてましたが、コロナ禍で叶わず。ならばお金が尽きるまで遊んで暮らそう

2022年10月02日

振り込め詐欺師さんからお電話いただきました

振り込め詐欺師さんからお電話いただきましたので、注意喚起の意味でここに記しておきます。ちょっと長いですが

とある平日の10時ころ、妻が「市役所から電話よ」と、受話器を渡してきた。
電話に出ると、以下のやり取りです。

←「Kさんでいらっしゃいますか?」
→「はい」

←「こちらA市役所保険年金課のシラサギと申します」
6月初旬にこちらから、医療費還付のお知らせの封書をお送りしたのですが、ご確認いただけていますか?」
→「還付金の封書?はて?医療費のお知らせハガキなら毎度か貰ってるけど...」

←「緑の封書で内容は同封の確認書類に署名捺印して送り返すようお願いしているのですが...ちなみに金額は23、500円になります」
→「貰ったかなぁ・・・探せばあるかもですけど」

←「その手続きの期限が9月30日でして、すでに過ぎています。手続きしていない方は、ご面倒ですが銀行に直接請求して頂く形になります」

「Kさんがいつも現金入出金に利用する銀行はどちらになりますか」
→「みずほ銀行ですが...」
←「それではこの後、みずほ銀行のお客様サポートセンターから、お手続きの連絡をさせていただきますので、一旦お電話を切ってお待ち下さい」

5分もしないで電話が入る。
実は、この時点ですでに振り込め詐欺じゃないかなぁ?疑惑が湧いていました。

←「Kさんのお宅でしょうか?こちらみずほ銀行のお客様サポートセンターのアオサギと申します。A市役所からの連絡で、医療費還付金受け取りのご案内をさせていただきます」

←「早速ですが、Kさんの最寄りのATMはどちらになりますか?」
→「はぁ?ATM?いつも使ってるのはA駅前支店のATMですけど」
←「みずほ銀行A駅前支店ですね?お調べしますので少々お待ちください」
・・・
←「お待たせしました。A駅前支店のATMですと古い型でして、手続きできません。」
「B駅のATMまで行ってもらえますか?」
→「えっ!?ATMで手続きするの?駅前支店だったら窓口あるのに」
←「はい、最新機のATMじゃないと手続きできないんですよ。委託業務なので窓口での扱いは出来ないんです」
→(へ~...あそこのATMいつ最新型になったんかな?)

←「Kさん、B駅ATMへは何時頃いけますか?」
→「へっ!?これから?今すぐ?」
←「はい、できればお早めに手続きしていただけると助かります」
→「ん...んじゃこれからだと10時半ごろですかね」
←「ではATMに付きましたらこちらにお電話いただけますか?」
→「分かりました」

はい、これ詐欺決定ですね。
わたしは年金生活者で、毎日が日曜日ですからとても暇なわけですよ。
なのでもう少しシラサギさんとアオサギさんの劇場を観劇、というよりこちらも参加させていただくことにしました。

B駅に行った私は、駐車場に車を止めATMに向かったのですが、あいにく5,6人並んでました。
私は一旦車に戻り、確認のため市役所に電話をしました。
→「保険年金課のシラサギさんお願いします。」
←「保険年金課にシラサギというものはいませんが、もしかして医療費還付の件ですか?」
→「あ、そうですそうです。これって詐欺だと思うんで、確認のお電話でした」
←「あ、なるほど、担当部署に変わりますね」

→「はい、保険年金課のXXです。お尋ねの件ですが、詐欺で間違いありません。
基本的に市役所からのご案内は、例外なく郵便による書面での案内になります
お電話でのご案内は100%ございません」
との回答でした。

私は再びATMに戻ったのですが、まだ3人ほど並んでいました。
なので隣の交番に行きました。
対応していただいたおまわりさんにこれまでの経緯を説明しました。
犯人の電話番号を示し「今、ここに電話すると犯人が電話に出ると思いますが、なんとかならないですか?」

おまわりさんは「ああ、還付金詐欺ね?最近相談に来る人が多いんですど、残念ながらこの段階では逮捕まで持っていくことは難しいんですよ」
「警察も注意喚起をするしか手がないんです」ということでした。
あーら残念、犯人に一矢報いることは出来ないのかぁ・・・

まぁ、もおちょい付き合うかぁなにせ暇だし...と、ATMの列に並び自分の順番に来て電話する。
すぐにアオサギさんがでる。ちょっとイラついた感じで
→「Kさぁーん、今どちらですか?」
←「あ、ちょっとATM混んでまして、今やっと自分の番です」
→「あーそうだったんですか。今ATMの前ですか?キャッシュカードお持ちですよね?」
←「あ、はい」

→「ではですね、いつものようにキャッシュカード入れていただいて、残高ボタンを押してもらえますか?」
←「えっ!?残高ボタン?なんで?」
→「あぁ、いくら振り込まれたかの確認のためですヨ」
←「なるほど...でました」
→「そーしましたら、出てきた数字を右から順番に読み上げてもらえますか?」
(うわぁ~すごい!残高チェックだ!右から読み上げると金額じゃない気になってしまいます。巧妙ですね)

読み上げると、
→「そーしましたら、振込手続きしますので、振込ボタンを押してください」
←「はい、押しました」
→「次にこれから申し上げる、こちらの振込元の口座番号を入れてください」
と、先方の振込先口座番号を言ってくる。

ここで私は、他行の自分の口座番号を入れました

→「入れましたか?そしたら先程読み上げたID番号を左から入れてください」
←「えっ!?ID番号って?」
ちょっと高圧的に「さっき読み上げたIDを左から3・2・1と入れ0・0・0です」
→「入れましたか?では確認ボタンを押してください」
つまり321,000円か...振込手数料引いてるし、巧妙だなあぁ

←「はい、入れました」
ガチャリ!ここで電話が切れました。
←「もしもし、もしもーし」やれやれ...321,000円持ってかれたわけだ。

わずか5分後に再び電話
→「もしもしKさん、ちゃんと操作しましたか?」
←「えっ!?はい」
→「処理できてないようなので、もう一度お願いできますか?」
←「あ~そうなんですかぁ?っていうか、さっき市役所に確認の電話したら、シラサギさんって方はいらっしゃらないそうです。なので警察に相談に行ったら、この段階ではおたくら逮捕できないって言われました。残念ながら...」
「おたくら詐欺ですよね!?バカにすんのもいい加減にしなさい!」
→「・・・・」長ーい沈黙...
と、
「バカバカバーカ」ガチャリ!
えっ!?何々このリアクション!この顛末!
面白すぎて...

皆さんお気をつけて~






上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
振り込め詐欺師さんからお電話いただきました
    コメント(0)